haruは来る。

日々の出来事を綴ってみようと思います。

素敵な体験。『懐石 山根』

2月11日、この日は父の誕生日で、今年はとあるお店でお食事をすることになりました。

 

そのお店は、京都府宮津市の山深いところにポツンとある日本料理店なのですが、父がその近くで10年ほど前から農地付きの家(ボロボロ)を買い農業を始めました。

そういったことで、ご近所さん(数百メートルは離れますが)として長年お付き合いがあり、今までそのお店には行ったことがなかったんですが、今回思い付きで行くことになりました。

 

結果からお伝えすると、既にタイトルにある通りですが、とても素敵な体験をさせていただいたのです!

 

(この外観は父の畑の手伝いをしているときによく見ていましたが、店内に入るのは初めて。ワクワク。)

 

お店の名前は『懐石 山根』さん。

ほんとに宮津の山の中にポツンとあるお店なんですが、宮津で水揚げされた魚介類を始め、京都北部地域の食材をメインに季節のお料理を提供されています。

しかも、料理に使うお水は地下50メートルの井戸を掘って使うなど、とてもこだわりのあるお店です。

 

(僕はドライバーだったので、この日はノンアルコールビール。。食前酒としてリンゴジュースを頂いたんですが、それがチョーおいしかったです!)

 

ご夫婦お二人で営んでおられ、1日数組しか受け入れが出来ないようですが、街中のワチャワチャした居酒屋(僕はそういうお店も好きですが)では絶対に味わえない体験ができることは間違いないです。

 

お料理はもちろんのこと、器や空間など、すべてにこだわり抜かれた素敵なお店です。

あぁ、これが日本人のおもてなしの素晴らしいところなんだろうなと、つくづく思いました。

今回は、父の誕生日にあやかって行くことが出来ましたが、僕みたいな未熟者が利用させてもらうにはまだまだ早いなと感じる、それだけ素敵なお店でした。

(洋風の建物や雑貨などももちろんオシャレなんですが、The 日本!っていうのも落ち着きがあってほんとにいいですよね。もとい!これぞニッポン!)

(帰りに店内をいろいろ見ていたら、猫が手招きしていたのでパシャリ。女将さんが扉開けてもいいですよと言ってくれたので、中を覗くと素敵な空間でした。)

 

いつのことだったか忘れましたが、テレビで料理店の取材をされていたのをなんとなく見ていたんですが、そのお店もすごい田舎で経営をしているお店でした。

そのお店の店主曰く、「人が集まるところでお店をするのではなく、いい食材があるところでお店をする」ということにこだわりを持って経営をされているようでした。

確かに、なるほどなと思いました。

もちろん、客商売ですから人が来ないことには成り立たないんですが、それでも僕自身も経験があるように、そこでしか食べられないものを食べに行くっていうのは人間の欲求でもあると思います。個人的な感想ですが(笑)

そういった特別なところで食べる食事というのは、ほんとに特別な思い出にもなりますね。

 

ということで、おいしい料理は人を幸せにする!というお話しでした。

 

最後に、お店のHPのリンクを貼っておきますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

www.kaiseki-yamane.com